子宮頸がん予防接種（HPVワクチン）｜医療法人初音会　杉浦医院

子宮頸がん予防接種（HPVワクチン）

子宮頸がんは、ヒトパピローマウィルス（HPV）が持続的に感染することが主な原因であることが分かっています。
HPVは、性的接触のある女性であれば50％以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。子宮頸がん以外にも、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマ等、多くの病気の発生に関わっています。
日本では、毎年約10,000人の女性が新たに子宮頸がんと診断され、約2,900人の女性が子宮頸がんによって亡くなっています。
子宮頸がんは、若い女性に女性特有のがんとしては乳がんに次いで発症率が高く、20歳代後半から増え始め、40歳代で最も多くなります。

子宮頸がん予防には、ワクチン接種と定期的な検診が重要です

・HPVワクチン接種

　HPVワクチンを打つことで、ウィルスへの感染を予防することができます

・子宮頸がん検診

　ワクチンだけで子宮頸がんを100％予防できるわけではありません

　20歳を過ぎたら、定期的に子宮がん検診を受けましょう

現在、日本で使用できるHPVワクチンは、防ぐことができるHPVの種類によって２価ワクチン（サーバリックス）、４価ワクチン（ガーダシル）、９価ワクチン（シルガード９）の３種類があります。

小学校６年～高校１年相当の女性は定期接種の対象です

出典：厚生労働省ホームぺージ

当院では、ガーダシル、シルガード９を採用しています。

ご希望の方は、事前にご連絡下さい。