大腸CT検査について

大腸CT検査について

大腸CT検査とは?

大腸CT検査は内視鏡を使わない新しい大腸の検査方法です。
大腸CT検査(CTコロノグラフィー、大腸3D-CT)とは、細いチューブを肛門から挿入し、炭酸ガスを注入して大腸を拡張させ、マルチスライスCT撮影をします。
撮影したデータを専用の3D画像処理ワークステーションで解析し、大腸の内視鏡と同じような画像を得ることが可能です。
従来の内視鏡検査と比較して、苦痛が少なくスムーズに大腸検査をすることが可能です。

設備

マルチスライスCTシステム
マルチスライスCTシステム
炭酸ガス送気装置
炭酸ガス送気装置
3D医用画像処理ワークステーション ziostation2
3D医用画像処理ワークステーション ziostation2

検査画像

大腸CT検査による画像の一例1
大腸CT検査による画像の一例2
1.2の実際の内視鏡画像

検査について

検査について
大腸がんと診断される方は、日本全国で1年間に約158,000人で、年々増加傾向にあります。また男性では肺がん、胃がんに次いで3番目、女性では1番目に死亡数が多いがんです。
本来大腸がんは早期に発見・治療ができれば治癒が可能な病気でありますが、大腸がんの一次検診である便潜血検査で「要精密検査」と判定されても、3~4割程度の方は精密検査を受けておられないのが現状です。
症状がないから大丈夫、大腸内視鏡検査は「怖い・辛い・危険」というイメージがあり受けたくない、など様々な理由で精密検査を受けないまま経過すると大腸がんの早期発見の機会を逸してしまうことが懸念されます。

当院では大腸検査への敷居を下げることが大腸がん早期発見の一助になると考え、大腸CT検査を導入しています。大腸がん検診で要精密検査と判定された方、大腸がんについてご心配な方、まずはお気軽にご相談ください。
3割負担の場合:8,000
1割負担の場合:4,000
検査料金には、下剤と検査食の料金も含まれています。

特徴

 長所
  • 内視鏡検査よりも苦痛が少ない
  • 検査時間が短時間(10~15分程度)
  • 他の大腸検査で問題となる大腸穿孔や出血などの偶発症が極めて稀
  • 大腸内視鏡の挿入が困難な方でも検査が容易
  • 腹部全体をCT撮影するため、大腸以外の情報も得られる
  • 注入した炭酸ガスは速やかに吸収されるため、検査後の腹部膨満感や腹痛はほとんどない
 短所
  • 組織の採取ができないため、異常を指摘された場合は大腸内視鏡検査を受ける必要がある
  • CT撮影に伴う被ばく(低線量)があるため、妊娠の可能性がある方は検査を受けることができない
  • 平坦な病変や5mm以下の小さなポリープは検出しにくい

検査の流れ

1.検査予約・準備

検査予約・準備
検査は予約制です。(検査日は月曜日午前)
最初に外来にて診察をさせていただき、検査説明後予約を取らせていただきます。
その際、前処置薬の下剤や検査食などをお渡しします。
定期内服薬がある方は、受診時に内服内容がわかるもの(おくすり手帳など)をお持ちください。

2.検査前日

検査前日
検査食を食べていただきます。夜には下剤を服用していただきます。
大腸の中をきれいにして検査に備えます。

3.検査当日

検査当日
  • 検査終了までお食事はできません。朝の飲み薬がある場合は事前にご相談ください。
  • 医院にて検査着に着替えていただき、検査前に腸の動きを抑える注射をします。
  • 細いチューブを肛門から5cm程度挿入し、炭酸ガスを注入した後にCT撮影を行います。
  • 仰向け、うつ伏せの状態で2回の撮影を行います。
  • 検査は10~15分で終了です。

4.検査後

検査後
  • 通常のお食事をしていただけます。
  • 腸の動きを抑える注射の影響で目がちらついたりする場合がありますので、車の運転にはご注意ください。
  • 検査で注入した炭酸ガスは速やかに吸収されるため、通常は検査後の腹満部膨満感や腹痛はほとんどありません。

注意事項

大腸CT検査を受けられない方、お断りする可能性がある方は以下の通りです。
  • CT撮影ができない方(妊娠中・妊娠の可能性のある方、特定のペースメーカーをつけられている方など)
  • 前処置ができない方
  • 腸閉塞や大腸穿孔が疑われる方
  • 大腸ポリープ切除直後、腸管手術直後の方
  • 最近大腸憩室炎と診断を受けた方
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